濱松獺祭書屋

正岡子規に魅せられて・・・ 「十七文字」+「写真」の可能性を探る。
さて、ここ濱松で華ひらくか・・ カメラ片手に今日も行く。

陽の溜まる窓際の縁春近し

昼食後、窓際の陽だまりにチェアをセット。 珈琲を入れて、取り出したる本。 「蕪村」 予約本の連絡なしのタイミングで...

初みくじ門前までのお告げかな

午前8時・・ 七草粥を食べながら今日の予定の話。 そういえば七草を全部覚えているの問いに・・ せり、なずなで箸が止まる。 ...

初夢やのっと日の出る讃岐富士

「2023年 初日の出は二日目」 展望風呂の方角から、初日の出のチャンスと 午前7時に朝風呂準備。 弟から6時50分に「先に入...

初晴や鐘の音たえぬ善通寺

令和五年元旦 旅館朝食会場で新年の挨拶。 バイキング形式の朝食。 無事、白味噌のお雑煮をいただく。 初詣は空海誕生の...

冬晴れや淡路の門戸の迎えかな

年末年始は四国は讃岐で迎えるため 午前7時出発。まずは大阪駅へ向かう。 クリスマス寒波の余波と年明け二日の寒波に備えて ...

抱っこされ笑みの指先クリスマス

18回目の誕生日は寒波クリスマス。 朝一で新海誠の「すずめの戸締り」を観に出掛けた長男は 昼過ぎには帰ってきた。 誕生日...

北風や散歩の意志を削りけり

腰のリハビリも兼ねて図書館まで歩くことにした。 家を出てすぐの南北を通る国道に出る。 北風を首筋に受け、いきなり挫けそ...

陰裏の一等席や冬紅葉

今週末は本格的な冬になるらしい。 まだまだ暖かい11月末・・ 佐鳴湖花見公園へ カメラを下げて紅葉狩り第二弾。 陽気に誘わ...

日向ぼこ腰の痛みもゆるりかな

ここ数日、腰痛持ちになってしまった。 激痛ではないのだが、デスクワーク後の移動に苦労する。 昼食後、浜松城公園を少し歩...

濱松や木々はもゆるも冬の入り

立冬も第五十七候・・金盞香(きんせんかさく) 午後、買い物ついでに佐鳴湖へ紅葉狩り・・ ここ数年、近辺の紅葉は非常に厳...

茶臼山リフトの下の初紅葉

「茶臼山高原」 この地域で一番早い紅葉。 東名三ヶ日JCTから引佐方面へ。 鳳来湖から山道に入る約一時間半。 鳳来湖を越え...

腰掛けの陽だまり淡く金木犀

眼精疲労が酷い。 風邪でも引いたかと思ったが、咳もなく脚の力に違和感もない。 頭皮マッサージ、こめかみから眉間のマッサ...

秋桜や膝の土ぼこ払いをり

数日前の新聞記事を思い出し コスモス観賞へ出掛ける。 有料の浜ゆう大橋をケチり亀崎周りでガーデンパークへ。 浜名湖大橋...

秋の湖夕映に立つ影法師

「浜名湖サービスエリア」 会社帰り、帰宅前の恒例の小休憩。 トイレに寄って、車に戻る途中 西向きに携帯で写真を撮る数名...

長き夜や栞はさむも頁めくり

「虫時雨」 入り込んだ世界から、ふと現実に戻る。 時計を見ると午前0時過ぎ。 バンザイの体勢でスヤスヤと眠っている嫁さん...

秋空や高きは次の旅支度

久しぶりに嫁と長女と町に出ると同時に解散。 カメラ片手にぶらぶらと・・ 10月に入ったが夏日の30度。 ただ、湿気は感じ...

獺祭忌まいとし明日の一句から

正岡子規 1967年〜1902年 久々に病牀六尺を読み返している。 「午後九時」 早めにお風呂に入り スルメを齧りハイボールを...

中華街秋風酔いし胡麻団子

幕末に日本が開国し横浜の港がひらかれると アメリカ・イギリス・フランスなどの商人が横浜を訪れ 「居留地」に商館を開く。 ...

宵闇や赤き煉瓦の出番なり

あまりの混雑ぶりと強烈な足の痛みに そうそう撤収し海浜幕張から横浜へ移動。 横浜スタジアム横のホテルにチェックイン。 ...

野分けまえ転がるバックの慌てぶり

ゆったりの台風14号・・ 予想円を何度も確認…。 朝6時44分の新幹線に乗り込むために急ぐ。 まだ切符買ってないぞ 朝飯も買...

マスカツト大粒小粒の苦労かな

岡山から今年の成果が届く。 自作挑戦から何年になるのだろうか・・ 昨年から出荷開始。 ラッピング、化粧箱にも力が入る。 ...

休暇果つ風に咲く一輪チリチリン

夏休み最後の週末。 本来はキャンプでもと思っていたが生憎の天気のため変更。 ゆったりの午前11時のスタート。 1番暑い時間...

渡り鳥千年詠まれし浮御堂

滋賀県の旅も終わりに近づいている。 最後の訪問地・・ 近江八景、堅田の落雁。 「浮御堂」 臨済宗大徳寺派満月寺。 平安時...

また一枚誘う秋風並木道

白鬚神社の観光看板を眺める・・ メタセコイア並木云々の文字 春は新緑、夏は深緑・・・ 親父のベストシーズン(秋)話を思...

道しるべ色なき風の鳰の海

二日目の朝はゆったりと朝風呂から。 昨晩より混んでいるのには驚いた。 出発もゆったりの午前9時30分。 琵琶湖大橋を渡り向...

我れ先へ彦根の城の赤とんぼ

永源寺を後にして、一路彦根城を目指す。 下調べ無しの写真だけでもという感じ。 彦根山は見える。 彦根城の看板も頻繁にな...

秋暑し仰げば羅漢の泣きばかり

今年のお盆休み。 滋賀へ一泊二日の小旅行。 「永源寺」 山号は瑞石山「瑞石山永源寺」 禅宗、臨済宗・黄檗宗 永源寺派の...

旅立ちに蕎麦をふうふう残暑かな

時間短縮に大いに貢献。 立ち食い蕎麦が旅の始まり。 「自笑亭」 遠州浜松から立つ時のルーティンだ。 新幹線のホームに...

夏ゆくや豆挽く音色軽やかに

早朝からの草刈りに汗だく。 新調した鎌の切れ味に張り切り過ぎた。 昼弁当の豪勢さに・・ 「缶ビール1本」 強烈な睡魔に襲...

進む路汗したるるも笑み溢れ

何かやりたいことが 見つかったようだ。 名古屋へ向かう。 久々の電車旅。東海本線の下り・・ 途中、よく似たおじさんの降車...