好古やいざ奉天へ春の風

鯨波

2024年04月06日 11:20

国道165号線を西に向かう。
葛城市から葛城山、金剛山の山麓線(国道30号線)を南下。
途中、枝道に入るのだが、これが車一台通れるかどうかという代物。
エライコッチャと思いながら、引っ返すこともできないので突き進む。

「葛木坐火雷神社」 (かつらきにいますほのいかづちじんじゃ)
笛吹神社ともいう。
火雷大神と笛、音楽の神様(天香山命)が祀られる。



境内には、なぜか加農攻守城砲。
日露戦争の戦利品だそうだ。
司馬氏の「街道をゆく」の流れから、
「坂の上の雲」を連想しないわけにはいかないのだが
葛城道のくだりに、この大砲の明記がなかった。

・奉天へ好古の声聞こえけり
・好古やいざ奉天へ春の風
・好古や奉天駈ける春の風

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