濱松獺祭書屋

正岡子規に魅せられて・・・ 「十七文字」+「写真」の可能性を探る。
さて、ここ濱松で華ひらくか・・ カメラ片手に今日も行く。

葉桜も散りぬ醍醐の花見かな

家族4人のスケジュールがドンピシャ。
朝6時30分大阪に向けて出発。
途中、草津の工事渋滞以外はスムーズに大阪IN。

家族で墓参りを終え、昼飯は蕎麦屋。
そのまま高速に乗り、醍醐寺へ向かう。
明日参拝する予定だったが、混雑が予想され変更する。 

「醍醐寺五重塔」

日本3名塔の一つ。
・京都の醍醐寺
・奈良の法隆寺
・山口の瑠璃光寺

参道を通り境内近く進むも、なかなか姿が見えない。
仁王門をくぐっても見えない。
金堂を通り抜け、ようやく姿を見せた。

第一印象・・
運動場の真ん中にポツンとある感じで重厚感がない。
1000年以上の歴史、侘び寂びも感じられない。
季節的なものかと首を傾げる。
醍醐寺で唯一、創建当時の姿をとどめていて
京都府下でも最古の木造建築なのだが・・。

金堂前には椅子が並べられ、さらに舞台が組まれていた。
明日の催しの準備だろう。

「豊太閤花見行列」

秀吉が1300人集めて盛大に行った「醍醐の花見」を倣った行事。
4年ぶりの開催で混雑が予想される。
ただ、今年の桜は、すでに葉桜を通り越している。
桜に合わせるのが筋だろうと秀吉も笑っているだろう。



境内の切り株の多さに、何か建てるのかと思っていたら
2018年の台風21号の爪痕らしく、4年半経つも復旧半ばの様子。
醍醐の花見は、秀吉が畿内の桜を700本植えたのにと
思わずにはいられない。


唐門、三宝院の庭園を横から眺め、
霊宝館では金天目茶碗の公開。
子供達も仏像や書物を前に何かコソコソ。
やはり小、中学時代とは違うようだ。

あっという間の閉館午後4時前。
惜しむらくは、今年の桜・・
満開なら、参道一つ絵になったろうに・・。

・葉桜の桜も散りぬ帰郷かな
・足早の葉桜散りぬ帰郷かな
・葉桜を笑う秀吉醍醐寺
・葉桜も散りぬ醍醐の花見かな
・花は散り舞台整う花見かな
・花冷えやモツ鍋囲む鳰の海


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葉桜も散りぬ醍醐の花見かな
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