濱松獺祭書屋

正岡子規に魅せられて・・・ 「十七文字」+「写真」の可能性を探る。
さて、ここ濱松で華ひらくか・・ カメラ片手に今日も行く。

春かすみ雪舟観の謎多き




波音の宿「くろしお」1時間繰り上げて9時30分出発。
道中、休憩を2回取るも渋滞なく
2時間で天橋立に到着。
前情報なしのナビ任せだったので
知恩寺側のビューランド付近の駐車場に車を放り込む。

どこから登るのかと対岸側に目を凝らすと
ケーブルカーが見える。
対岸までどうやって行くのか・・
(この時点では傘松側でしか見れないと思っている)

ボート&レンタルサイクリングの呼び込みに
歩いて50分、自転車で20分、ボートで12分
金銀の斧的な選択肢・・
昼飯時だが、朝食ガッツリが効いていたので
先に観光してからってことで・・

「サイクリング」

山頂から眺めるだけと思っていたのだが
まさか天橋立を自らペダルを踏むとは思わなかった。
なんとも不思議な気分で自転車を転がす。




途中の立て看板で天橋立の成り立ちを知る。
海流のぶつかりで砂が徐々に堆積し砂洲が形成された。
海面上に現れたのは2200年前とのこと。

傘松側の元伊勢龍神社を参拝しケーブルカー乗り場へ。
1時間4本で所要時間4分。
リフトは待ち時間なしの6分。
当然のケーブルカー選択。

山頂に到着し見事な景色を堪能。
股のぞきにもチャレンジして携帯で写真を撮る。
・・・普通に撮って反転だな。

曇り空も今渡ってきた天橋立を眺め乙なものだ。
サイクリングも悪くない。

ふと対岸を見渡すと・・
同じようなケーブルカーが見えるではないか!
サイクリング屋のあんちゃん・・・。
まぁ結果オーライだけど。

傘松公園に飾られていた雪舟の天橋立図。
じっとみつめて違和感が・・
どこから描いたものなのか。
対角線を見渡しても高さが足りないような・・
後調べで、この国宝図は謎多いことがわかった。
現在は中島説が定説となっている様子。
天橋立側から見た栗田半島を描いて
それを反転させて描いたことが実証されたとのこと。

レンタルサイクリングは2時間400円。
時間いっぱいで返却・・午後2時。
知恩寺門前の蕎麦屋で遅めの昼食をとる。
蕎麦は「ざる」が一番と決めてたが
今回はかけ蕎麦で体を労わる。




車に乗り込むと・・
同時に雨が降ってきた。

「ぽつぽつり」

・ゆく春に初の橋立ペダル踏み
・橋立に初めて立つや五月来る
・春かすみ雪舟観の謎多き
・股のぞき春陰の天橋立
・春雨のぽつり橋立旅終わる
・雨ぽつり春のはし立旅終わり
・春しぐれ天橋立遠ざかり















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春かすみ雪舟観の謎多き
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